「陰陽学説」は、古代中国哲学の一つで、 自然界のすべての事象を一対のものととしてとらえ、 世界の存在そのものが「陰陽」という 二つの気の対立・統一の結果であるとの考え方である。 「陽」は、激しく運動しているもの、外へ向かうもの、 上昇するもの、温熱的なもの、明るいものを表す。 「陰」は、静止しているもの、内に向かうもの、下降するもの、 寒冷なもの、暗いものを表す。 正常な状態では、「陰」と「陽」は互いを制御することにより、 バランスの取れた関係を作っている。 中医学的には、病気は「陰陽」のバランスが崩れたときに起こるとされる。 (by 漢方アドバイザー・PhD.Ar) ※「漢方の知識」のページでは、内容をわかりやすくするため、 漢方理論を単純化してご紹介しています。 実際の治療方法とは異なっている場合がございます。 ご了承のほど、よろしくお願いいたします。