漢方基礎講座
16. 経絡学説(3) 奇経八脈


<経絡学説>
「経絡学説」は人体の経絡系統の生理機能、病理変化、臓腑、気血津液との相互関係を研究する学説であり、中医薬学理論体系の重要な構成部分です。


III. 奇経八脈

 奇経八脈は、十二経脈との相互結合、相互補充により、各経脈の相互関係を密接にすることで、人体の生命活動において重要な作用を発揮します。

 奇経八脈には、独自の走向規則があり、各臓腑と相互連携することで、気血の運行を調節しています。

 十二経脈の気血を調節する作用を持ちます。十二経脈の気血が盛んになりすぎる場合は余分な気血を奇経八脈で貯蔵し、 気血が不足する場合は貯蔵した気血を十二経脈へ補充します。

(by 漢方アドバイザー・PhD.Ar)

※「漢方の知識」のページでは、内容をわかりやすくするため、漢方理論を単純化してご紹介しています。  実際の治療方法とは異なっている場合がございます。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。




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